仙台市議会 2017-03-10 平成29年第1回定例会(第7日目) 本文 2017-03-10
本市の現状を見ると、農林業センサスでは、販売農家戸数は二〇〇〇年に四千三百二十二戸だったものが、二〇一五年には二千二百二十二戸と、実に二千百戸も減少している深刻な状況です。 安心の農業生産を阻む大きな要因になっているのが、生産費を大きく下回る米価の下落です。
本市の現状を見ると、農林業センサスでは、販売農家戸数は二〇〇〇年に四千三百二十二戸だったものが、二〇一五年には二千二百二十二戸と、実に二千百戸も減少している深刻な状況です。 安心の農業生産を阻む大きな要因になっているのが、生産費を大きく下回る米価の下落です。
農家戸数のうち農産物の販売がある販売農家戸数は1,759戸、自給農家は617戸となっております。白石市の販売農家戸数1,759戸のうち、84.9%が兼業農家で占めており、専業農業に従事する男子の人口も、平成7年の1,278人から平成17年には928人に減少しております。
販売農家戸数7,684戸で割りますと19万4,000円、サラリーマン1カ月分の減収が発生したわけであります。しかも、同じ経費をかけてのこの結果であります。費用対効果の観点からして、どうしてこのような結果に陥ったのか、原因を把握し、最少の経費で最大の効果を生み出すための英知を結集して、次年度予算編成をすべきであります。
合併により本市の販売農家戸数と経営耕地面積及び農業産出額は、旧石巻市の約6倍となっております。この農業産出額の46%を占める稲作につきましては、現在9カ所で実施している土地基盤整備事業を引き続き推進し、稲作の省力化や低コスト化を図り、効率的な土地利用型農業を推進してまいります。
農家戸数のうち、販売農家戸数の内訳を見ると、専業農家は一一・五〇%で、残りの八八・五〇%は兼業農家です。経営規模別戸数は、二ヘクタールまでが全体の約七九%を占めています。こうして見ると、仙台市の農業は兼業農家で支えられている割合が非常に高いことがわかります。